オタクのおっさんの戯言
少しファンタジーな世界
2015年03月15日 (日) | 編集 |
思い出のとき修理します、(著;谷瑞恵)、読了。

以前書いたように、「最近の作品読んでないなぁ~」と思い、最近の作品を読んでみたという次第w

舞台はさびれた商店街。今の人たちはどうかわかりませんが、私なんかは、その舞台設定だけでノスタルジーに浸れます。

そんな舞台で、「思い出のとき」にまつわるちょっとした話が展開していきます。どこか懐かしく、そしていわゆる「甘い痛み」のようなものを抱えたお話。

そこにちょっとしたファンタジー。日常の中に、ほんの一瞬交錯する、ちょっとした不思議。その時は「あれ?」と思うものの、時の流れがそれすらも日常の中に組み込んでいきます。

でも、そんなちょっとしたファンタジーがあるから、そこに癒しがあるのかもしれません。あとは、それに気が付くかどうかでしょうか。

そういう、ハート・ウォーミングな五編の連作。日々に追われているならば、ちょっと足を止めて、こういう作品を読んでみるのもいいかもしれませんね。


さて、ちょっと話は変わりますが、先日、愛用していた腕時計が動かなくなってしまいました。店に持っていったところオーバーホールが必要とのこと。提示された費用は、そこそこの腕時計なら新しいのが買えるほどの値段。しかも、オーバーホールには約1か月かかるとのこと。

それならば、いっそこの機会に新しいのを買うか?とも思ったのですが、お店の修理担当の方に、「購入されて7、8年ですか?オーバーホールすればまだ使えますよ。」と言われ、「たしかに、長年使ってきたやつだしなぁ。まだ使えるなら修理するか。」と思いなおし、結局オーバーホールに出すことにしました。

その後しばらく腕時計のない生活に。今は携帯やスマホで時間を見れるため、最近の人だと腕時計をしない人も多いようですが、長年腕時計を使っていた私なんかは、やはりちょっとしたときに腕時計がないと不便さを感じてしまいます。

「オーバーホールに1か月もかかるんなら、やっぱりあの時新しいの買っておけばよかったかなぁ・・・」、などと思っていた時に読んだのが↑の作品。
そして、本作品を読んで、いやいや、オーバーホールに出す方が正解だったんだと、しみじみそう思いました。

この作品を購入したのは、腕時計が動かなくなる前。

そして、読み始めたのはオーバーホールに出してから。


生きていると、そんなちょっとした不思議が交錯する瞬間があります。

なぜなのか?

それはいまだによくわかりません。


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