複雑な気持ち

3.11のあの日、TVを見ながら、

「あー、もうこれで日本でゴジラが製作されることはないだろうなぁ・・・」

と思っていました。
不謹慎ですいませんm(_ _)m、特撮脳なんで許してください。

と、そこへ海外からやってきました。

GODZILLA

そりゃまあ行きます。

ハリウッド版ってところにちょっとひっかかりはあります。
でもって、ゴジラとでっかい植物ががっつんがっつんやる日本映画を見て、「二度と和製ゴジラ見に行くか!」と思ったこともあります。

ですが、だけれど、↑に書いたように、日本では諸事情によりおそらくは製作されないであろうゴジラ。
海外版でも、そこはやはり観に行かねば・・・というぐらいな感じだったのですが。

結果:これはいいゴジラ 

うわー、さすが今のハリウッド、作りにそつがねぇ~。狙ったところにきっちり落とす感じ。
むしろ、日本の製作者よりもゴジラが何たるかを理解してるなと。

知っている人は知っていると思いますが、ゴジラは本来「荒ぶる自然」みたいなもんの象徴でした。実際、1、2作はパニック映画でしたし。

それがだんだんと、「地球を守るヒーロー」とか「子供の味方」的な存在に変わっていきます。ここいらは、円谷さんなので。

で、このハリウッド版、その2点を非常にうまい具合に融合させてます。これはビックリ。
ほんとよくゴジラを理解してると。

おすぎさんが、「(報道)規制がかかってるから何も言えないのぉっ!」って言ってましたが、なるほどそういうことかと。
これは見ればわかりますb

あと、ゴジラが世界的にインパクトを与えたのは、特撮技術による「スケール感」でした。というか、ゴジラはスケール感を楽しむ映画だといっても過言ではありません。というか、そう言い切ってよし。

特撮=コマ撮りだった時代に着ぐるみを導入。世界初のスーツアクターの誕生。それによるリアルな動きと、日本人らしい繊細な舞台セット。これで、当時としては驚異のスケール感を出したわけです。その驚きは今も色あせないと思います。

で、本作、そのスケール感がものごっそい出てます。すごいです。製作者もよく理解してるし、CGもすげー。

また、ゴジラと言えばその咆哮。
これも素晴らしいの一言。使い方がばっちり決まってます。おっさん、この咆哮だけでちびりそうです。

この咆哮も、ゴジラ音楽を担当した伊福部さんの手になるもの。
たしか、チェロの弦をたるんだ状態にして弾き、それをさらに音声加工したんじゃなかったかな。

存在しないものの鳴き声。まさに天才の手になるものですが、本作はそれを見事に踏襲していながら、それにさらに余韻を持たせています。これはぜひ、劇場で聞いてほしい。

そいうことで、大切なことなので二度言いますが、

ホントこれはいいゴジラ

劇場に見に行く価値はあると思いますb
見終わった後に妙な感動があります。


追:
ただ、あえていちゃもんをつけるとすれば、最近のハリウッド映画仕様で、無難すぎるなと。
もうちょっとどこかしら突っ込んでほしかったかなぁ。

あと、水爆の立ち位置が・・・ゴジラを倒すために使用されたってーのは、理解はするけど複雑な気持ち。

また、案の定ではありますが、3.11とか9.11とかフィリピンの津波を思わせるシーンが出てきます。
最初、「日本では作れない。」と書いたまさにその通りです。なので、みて複雑な気持ちになるところが、あるにはあります。

エンタメをこういった点から見るのはいろいろ意見があるのは承知なのですが。

そういった意味でもね、本当は日本で作ってほしかったんだよね・・・

追2:
パシフィック・リムといい、あの当時の日本の特撮に影響を受けた人たちがやりたい放題でいい感じb

追3:
ゴジラ音楽と言えばこれは外せません。



ええ、外せませんとも! 
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2014-08-24(Sun)
 

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ぺん

Author:ぺん
管理人:ぺん

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本、漫画、ゲーム、爬虫類、植物とか趣味多め。
だって、オタクだもの。

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