オタクのおっさんの戯言

曰く

バーナード嬢のお友達曰く、

barnard140721-1
というわけで、初訳ではないですが、

barnard140721-2
ということで、買ってみましたb


ヴァリス(著;P・H・K・ディック)、読了

以前からちょこちょこあげている、ディック作品の中にあって、問題作だそうで。

で、中身なんですが、

んー、これは表現しにくい

SFとも宗教書とも、幻想ともとれる内容です。
宗教色の強いSFとして、和製のものでは、幻魔大戦、上弦の月を食べる獅子、なんかがありますが、これはそのどれとも違うタイプ。

ただ、ディックが、統合失調症で、薬物を乱用していた(まあ、そういう時代ではあったのですが)ということと、ある程度の宗教に対する認識があれば、本作を理解するのはそう難しくはないと思います。

てか、そんなこと言うのは俺だけか?

問題作と見るか、難解と見るか、あるいはこれを認識できるか。
それは、かなり読み手に左右される。そんな作品です。
んー、一般におすすめってわけにはいかないかもだなぁ。個人的には非常に興味深く読めたけどね。


以前に、曰く、漱石や太宰治、芥川は精神病を患っていたのではないか?って説があるというのを書きました。

このヴァリスなんかもそうですが、それらの作家さんの作品を読むと、ある種の精神病というのも、人間の精神活動の延長線上にあるということがわかります。
ただ、その感作力というか感応力が、非常にセンシティブ。ある方向にすごくとがっているように思えます。

だからこそ、普段は気づいていない、心の深層に深く切り込める。それが人の心を打つ。

そんな気がします。

結局のところは、自分自身を知ることなんだよなぁ。


追:
↑の、バーナード嬢曰く。 (著;施川ユウキ)は、本好きの方ならニヤニヤしながら読める作品です。
こちらは本好きにはおすすめb

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だって、オタクだもの。

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