そうして続いていく

乙嫁語り(著;森薫)、1~6巻、読了。

これも前々から読んでみたいなー、と思っていた作品。
6巻が発売されたので思い切って買ってみました。

うん、

これは名作

まず、画がすごい。書き込み量がハンパない。
それが圧倒的な表現力を描き出している。ちょっとした表情の画に、すごく味がある。このあたり、さすが女性作家さんだね。心理描写がすごい。

また、画とコマ割に動きがあって、映画を見ているような感覚で読める。
この手の作りも、最近少ししか見ないよなぁ。昔だと、手塚治虫さんが有名だが。

そしてなによりストーリーが素晴らしい。

結婚を軸に、中央アジアの風俗を、非常に細やかに描き出している。だから、すごく読みごたえがある。
何気ない日常というものが、実はすごく深いものだということに改めて気づかされました。


半村良さんの長屋ものに、「人は弱い生き物だから、隣近所お互いに助け合って生きている。」ってのがありました。

昔は、「朝起きて、飯食って寝る。」ただそれだけのことでも、ものすごい手間があったわけです。

炊事、洗濯、掃除 などなど、今よりもずっと時間がかかり、それができる時間も限られていました(夜になると、灯りをともさないと活動できず、灯りをともせば燃料代が馬鹿にならない)。

だから、家族や集落内で助け合いが必要だったわけです。助け合わないと生きていけない、生活が回らない。

そんな家族や集落を形成する第一歩が「結婚」。そこに基軸をおいてお話を展開していく。

さすが、女性作家さんは違うなぁ。

ヴィンランド・サーガが「戦い」に基軸を置いて展開していくのと対照的です。

なにはともあれ、非常に読みごたえがあり、グッとくるシーンも盛りだくさん。

ご一読をお勧めしたい漫画ですb


追:森薫さんが女性作家さんと知ったのはつい最近です(^^;

正直、「マジか!」と思いましたがw んー、フェチすぎるw


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2014-01-19(Sun)
 

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本、漫画、ゲーム、爬虫類、植物とか趣味多め。
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