闘争の本質

Fate/Zero~6巻(原作;虚淵玄、作画;真じろう)、読了。

以前から書いているように、「セイバーさん、いいよ、セイバーさん。」な人なんで、Stay nightから続けて読んでるシリーズ。

前作は、「うわー、世界系だなぁ(--」って感じで、セイバーさんは好きだけど話的にはちょっとなぁ・・・ってところですが、本シリーズは相変わらず「閉じられた世界」ではあるものの、世界系的な雰囲気がなくなっています。

その要因は、多分、戦術のディティール。
これによって閉じられた街で繰り広げられる戦いであるにもかかわらず、少し広がりが出てるように思います。

特に本作は英雄が「聖杯談義」というのをやる。
これがイイb
「王とは何か。」ということについて、明確に言い切っているのが気に入った。
下手な暗喩とか思想論に逃げないところが小気味いい。
そして、なかなかに本質をついていると思う。

というか、イスカンダルのおっさんがステキすぐる

イスカンダル、このキャラいいわ~。セイバーさんよりむしろイスカンダルの方がw

ただ、このシリーズ、キャスターがなぁ・・・(--;


ヴィンランド・サガ~13巻(著;幸村 誠)、読了。

相変わらずの重厚さ。考えさせるテーマ。安定感抜群。
なんかこう「我が道をゆく」って作風ではあるが、決して独りよがりじゃないところが素晴らしい。

本作も戦いのディティールが素晴らしいが、そこに「人」が描かれているのがFate/Zeroとは一線を画すところ。
単純なヒーロー物や戦闘物ではない。
だから読みごたえがある。

また、本作品も、戦争というか「戦うということ」はどういうことかを、明確に作中で描き出してるところが素晴らしい。

以前から書いている通りお勧めの作品b



さて、両作品とも出発点はいわゆる「ゼロ年代」作品だったように思う。
それが最近は、そこから一歩踏み出したような感じがする。

時は西暦2013年。
世の中もなんだかんだで、「これまでの10年」とは違うところへ進もうとしている・・・ような気がする。

今はまだ、どこへ進もうとしているのかよくはわからないけれど、↑の2作品を読んでいると、少なくとも進むべきところへ進もうとしているのではないかと思う。

ならば、「失われた10年」は失われたのではなく、それはそれで意味があった。
そう思いたい。

代償はかなり高くついたけれど、それ故に学ぶべきことを学んだのだと。
そう信じたい。



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2013-08-17(Sat)
 

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本、漫画、ゲーム、爬虫類、植物とか趣味多め。
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