オタクのおっさんの戯言

昔はどうだったんだろう?

以前、トノサマガエルの話を書きましたが、

amagaeru130703-2
ちょうど陸に上がれるようになったアマガエル。

この時期、水田は「中干し」という、田面水を落とす(落水する)作業に入ります。
「え?水田なのに水を落とすの?」と思われると思いますが、この時期だけは田んぼに軽くひびが入るぐらいまで(約10日ほど)水を切ってしまいます。

なぜそうするかの細かい説明は省きますが、丈夫な稲を作り、おいしいお米を収穫するためだと思ってください。

で、美味しい米作りのために水を落とすわけですが、水がなくなってしまうため、田んぼの水の中に住んでいた生き物達にとっては非常に厳しい時期になります。田んぼと一緒に干上がってしまうので。

けれど、アマガエルは生長が早いため、ちょうど中干しに入る時期前後にオタマジャクシからカエルになって、水田から脱出できます。

逆に、生長期間が長いトノサマガエルだと、中干しと一緒にオタマが干上がってしまい、そのまま死滅してしまいます。

そういう意味で、アマガエルは稲作にうまく適応したカエルだなぁと思います。


そこでふと思うのですが、稲作がなかった昔のアマガエルって、ひょっとしたらもっと生長期間が長かったのかも・・・とか。

あと、水田というアマガエルにとっては適した環境がないと、アマガエルってこんなにポピュラーなカエルにはなっていなかったのかな、とか。

案外、アマガエルって稲作とともに歩んできた生き物かもしれません。
青蛙(せいあ)は田んぼの守り神だし(^^)

amagaeru130703-1
↑は田んぼの中で撮影したもの。今の時期の田んぼの水はこれぐらい(ここからさらに水を切る)。

そこにいた、青蛙ならぬ茶蛙w


人間は自分が住みやすいように環境を整える。
その環境に適応した生き物は増え、適応できなかったものは数を減らす。
それがいいか悪いかは別として。

生きるということは、そういうある種の「業」を背負うことではある。



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