予習の方がいいってどいうこと?

グランドマスター(監督;ウォン・カーウァイ)、を観に行く。

まず、前売りを買って♪~って感じで劇場に出かけたら、今日は映画の日。

前売りの意味なっしんぐ

この時点で凹む orz

それでもまあ、葉門見て予習してきた映画だし、気を取り直して観たのだが・・・

ひっでぇ出来 ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!

まず、内容だが、「すべての流派の頂点に立つ、グランドマスターになるのは誰か?」って話じゃないです。

流派の頂点を目指して競い合うって話ではなく、宮宝森(八卦掌の宮宝田がモデルかな?)、一線天(多分、拳児に出てくる劉老子がモデル)、葉門といった、知る人ぞ知る名だたる武道家を集め、戦前から戦後の激動の中国を描いた群像劇っぽい作品。

例えて言うなら、宗道臣、大山倍達、塩田剛三、力道山あたりで戦後の日本を描く、みたいな。

ぶっちゃけ、この時点で微妙に詐欺。

でもまあ、そういうストーリーならストーリーでかまわない。

が、とにかく出来が悪すぎる。かったるいことこの上ない。

宮宝森の娘、宮若梅の葉門に対する恋心とか宮宝森を裏切った弟子の馬三とかの、そこに至るまでの心理描写がほとんどないためひじょーに薄っぺらい。「そうなりました~」で終了、みたいな。

各エピソードのつながりも編集が悪いせいか、なーんかばらばら感が強い。

一番ひどいのは一線天の扱い。ぶっちゃけ、葉門、宮若梅とほっとんどからみません。すれ違いました、程度と思えばおk。続編への伏線かもしれないが、とにかく本作では一線天はいてもいなくてもいい存在。

ラストはこれまた程度の低いアメリカ映画みたく、主人公の冗長な語りが入る。なに?眠らせたい?あるいはエンドロール前に帰らせるのが目的?

アクションシーンの映像はすごくきれいだが、ワイヤーアクション、スローモーション、足や手のアップ等々、もう他でも散々使われた演出法なので、「何をいまさら。」感が強い。

そして、武道好きからすると、八卦掌と詠春拳、形意拳のアクションがイメージに合わない。八極拳、洪家拳がかろうじてそれらしいって感じ。だから、拳法って視点から見ても物足りない。

そして私が個人的に一番嫌だったのが、ラスト近くに「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の超有名曲が流れたこと。製作者は、「この映画は、ワンス・アポン~をオマージュしてますよ~。」とでも言いたいのかもしれんが、

こんな映画でワンス・アポン~を引き合いに出すなんざ、天が許しても俺が許さん(`Д´)

もう、怒りを通り越して殺意を覚えたよ。あざとすぎて。

レオーネ&モリコーネのコンビなめんな。

とまあ、踏んだり蹴ったりな映画鑑賞となった本作。

観に行く価値はほぼありません(断言)。


ぶっちゃけ、葉門~序章の方がはるかに面白い。



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2013-06-01(Sat)
 

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