その名は戦う正義の・・・

以前、ブログでおっかねぇOPとしてあげた妄想代理人を見てみる。もう9年も前の作品であるが。

一応、そのOPはもっかいはっときます。



OPもすごいが、中身もすげぇ。 

よくこれを作ったなと思う。作ったということ自体に感服する。

80年代に大友さんや押井さんがやったことを、ゼロ年代に別の形で提示したような感じ。
そのため、大友作品や押井作品を知る人にとっては、二番煎じに思われるかもしれないが、それらとは微妙に路線が違っており、これはこれでオリジナリティが高いと思う。

監督の今敏さんは、46歳ですい臓がんにより亡くなられたが、生前、「自分のエンジンはアルコールとカフェインとニコチンで動いている。」と公言されていたそうだ。

たぶん、そういう人でないとこういう作品は作れないと思う。

本作は「病的アニメ」と称されることもあるようだが、こういった正気と妄想を行き来する作品は、

1.理性で妄想を制御する。

2.理性で妄想を創造する。


のどちらかでないと作り上げることは難しい。
この二つの境界は不明瞭であるが、いずれにしろ製作者にはかなりの負担、身を削るような作業だと思う。
これを負担なく行えるのは、ほんの一握りの天才だけだ。

そういう作品をこういう形で作り上げるには、よほどの執念あるいは衝動があったのかもしれない。


本作は全13話。
1~7話と11話~13話がメインストーリーの一続きで、8~10話がメインストーリーを補完するというか、膨らませるエピソードのようになっている。

そのため、8~10話の評価が人によって分かれるようだが、個人的には高評価。これがあってこそのメインストーリーだと思う。また、単話で見ても、第8話「明るい家族計画」は、私的にすごく好きw

細かい演出や設定、伏線、ストーリー展開は、どれもかなり緻密に計算されている。まさにプロの仕事だと感じいる。

ただ、ラストの落ちがちょーっと逃げたかなぁ・・・と思わなくもない。もっとがっつりリアルに迫ってほしかった気もする。とはいえ、ではどういうのがよかったかんだ?と言われると、自分では提示できなくて弱ってしまう。悩ましいやね~。

以上、グダグダ書いたが、とにかく見ごたえある作品。
気になった方は一度ご覧ください。


追:
「自分のエンジンはアルコールとカフェインとニコチンで動いている。」
・・・うわー、アルコール以外、私も似たようなもんだ orz

というか、自分でもそう言ってるし・・・

追:
あと、文を書くことが好きな私にとっては、夢告がすごく面白かった。

さっくり言ってるように見えて、いざ作るとなるとなかなか難しい。

ちょっと真似してみるが、


そも

昼夜日月ゆらゆらと

ゆれるカナリア籠の鳥

追えども追えぬかげろうは

水面に映った己の影か

さて


とかね(^-^)

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2013-03-07(Thu)
 

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本、漫画、ゲーム、爬虫類、植物とか趣味多め。
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