あてにならんということだ。

今度、映画化される、鈴木先生のTVシリーズを見てみる。
ちょうど、無料放送やってたので(^^;

この作品、ゴールデンタイムとしては、史上最低の視聴率をたたき出したという作品だが、うちの会社の子が「もう、すごい話ばっかですよ。あんな続けてあんなこと起こらないよ。」と言っていたのと、原作が漫画ということでずっと気になっていた。

ただ、私は、TVドラマというのを全く見ない人。決まった時間に小一時間TVの前に拘束されるのが嫌だし、仕事の都合で、そんな時間も取れるかどうか不安定。録画して見るにしても、約ワンクール×50分(鈴木先生では約8時間)ほどは、そのドラマ見るのに使ってしまうわけで、それがどうにも面倒。

なので、話には聞いていたが、今まで見たことはなかった。

が、そんな、人間が思わずぶっ通しで見てしまうほど素晴らしい作品 

映像(特に色使いとライティング)、演出、伏線のはり方、どれも申し分ない。きわめて完成度が高い。俳優さんの演技も素晴らしい。さすが、富田靖子w

そして、内容も非常に「今」を映し出しており、現在の複雑な価値観を逃げることなく、きちんと正面から向き合い、一つの答えを打ち出していることには感服する。

ドラマの舞台は中学校だが、中学生をへんに子ども扱いしていないところも素晴らしい。

こんな作品が、史上最低視聴率なんだから、しょせん、視聴率なんてそんなもんだよね。テレ東だってのもあるし。放送後、数々の賞を受賞したのもうなずける。

昔から、「自分で見てやってみる。」、その上で「いいものはいいと評価する。」、それが私の基本姿勢だが、あらためてそれが重要だと思いました。

内容的にはかなり濃いし、視覚的にうまく調整されているので、非常に緊張感があるため、好き嫌いを選びそうな作品ですが、機会があったらぜひ見てください。

そう、価値観に白黒つけるのではなく、それは「許されている」かどうかなんだよなぁ。

人は、わかりあえる。


追:
「最近、TVツマンネイ。」って話をよく聞く。実際、私はほとんどTVを見ず、プラモとか作業するときに、BGM的にTVをつけるのだが、流しとく番組がなくて困ることが多々ある。BGM的にでも流しとく番組がないんだから、どうにもならん。

でも、TVがツマンネイのは、最近の話じゃなく、昔からそうなんだと思う。

昔は、TVや新聞(いわゆるマスコミ)が流す情報しか、簡単には入手できなかった。
だから、マスコミが流す情報をそのまま受け取っていた。そこに、選択肢はほとんどなかったんだよね。局によって違いはあったけれども。

そして、マスコミが流す情報=世間の価値観みたくなって、それが「面白い」と思い込まされてたような気がする。「○○見てないと、次の日学校で話ができない。」とかあったし。

逆に、個人が選択できるものって、本とか漫画ぐらいだった。以前から書いている通り、私は趣味が偏ってる人間なんで、マスコミが流す情報とか価値観って性に合わなかった。私が、本とか漫画が好きな理由の一つは、そこら辺にあるのかもしれない。なんにしろ、選択は自分でやりたい性分なんで(^^;

しかし、ネット時代になって、自分が欲しい、望む情報を簡単に得られるようになった。
垂れ流しのように与えられる情報と、自分が選択した情報。そりゃ、後者の方が面白いに決まってるやね。もちろん、自分が好きな情報に偏向すると、それはそれで、たこ壺化する危険性はあるけれど。

上に書いた鈴木先生が、すごい低視聴率だったのも、根本的には「テレビ番組がツマンネイ」というのがあると思う。だから、仮にすごく面白い番組があっても、はなから見ないんでわかりようもない。なにかで話題にならない限り知りようもない。

そういや、ガンダムも本放送時は低視聴率だった。それが、一部の人の目に留まり再評価された。そして、現在に至る。

TV番組もほとんどはツマンネイもんばっかだが、その中から面白いものを選び、それをきちんと評価する。
鈴木先生の平均視聴率は2%台だったが、世の中にはそういうことをできる人が、2%はいるということかもしれない。

そういう、2%な人になりたいやね(^-^)


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2012-12-23(Sun)
 

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本、漫画、ゲーム、爬虫類、植物とか趣味多め。
だって、オタクだもの。

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