クレスの性決定

先日から書いている通り、きりかさんの卵、産卵後早90日ほどたちますが、まだふ化してきません。
やっぱ、こちらに引っ越してきてから低温が続いていたからかなぁ。

さて、爬虫類(ヘビと一部の種は除く)は卵期間中の温度によって性が決定されることが知られています(温度依存性性決定;Temperature-dependent sex determination)。

環境に対する適応戦略の一つだと思いますが、はっきりとはしないながらも、クレステッドゲッコーでもこの性決定が確認されています。

文献によって、微妙に温度が違うようですが、

約27.8℃以上の高温=雄
26℃~27.8℃=両性
26℃未満の低温(25~22℃)=雌の比率が高くなる

ようです(参考;http://1pixel.sakura.ne.jp/gecko/correlophus_ciliatus.htm

生存に不適な低温状況では、卵数を増やすよう雌比率が高くなり、高温状況では遺伝子を分散させるため、その運び役である雄の比率が高くなるのかもしれません(あるいは逆)。いずれにしろ、クレステッドゲッコーの場合、TSDからみても26℃前後の中温域が適温であるように思われます。

さて、以前書いたことがあるかもしれませんが、私の場合、ふ化床の温度設定を26-28℃設定にしているのは、↑のTSDを参考に、両性が産まれる可能性がある温度帯にしているためです。実際、昨年はこの温度帯で雄@1、雌@2が産まれましたので、出たとこ勝負で両性を得たい場合は、だいたいこれぐらいの温度でいいのではないかと思います。

逆に、ブリーダーの方たちは、TSDを逆手にとってふ化子の性別をコントロールし、計画的なブリードを行っておられるようです。
いずれにしろ、ふ化までの期間を長く/短くしようとして、高温/低温条件下でふ化させようとすると、ふ化子の性別が偏る可能性が高いのでご注意を。


てなところで、今週のクレスさん。





crese-170702
ということで、現在の卵の状態。
昨年のクラッチより、かなり大きく丸くなっているような気がします。

パネヒで温度管理していましたが、夜間は温度が下がり気味だったので、この子は雌かもしれないなぁ。それよりもなによりも、まずは元気な子が産まれてくることが一番ですね♪

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2017-07-02(Sun)
 

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