オタクのおっさんの戯言

ヽ( ・(ェ)・ )ノ

羆嵐(著;吉村 昭)、読了。

表紙がなかなか凶悪なので、どんなもんだろうと気にはなっていたのだが、バーナード嬢曰く、に上がっていたので読んでみた次第。

本作は、実際におこった三毛別羆事件、を題材にしているのだが、「事実は小説より奇なり」と言おうか、ある種のホラー映画のパターン通りに話が進んでいくんでちょっとびっくり。

小説として脚色も加えているんだろうが、はじめは大したことないと思うとことか、肝心なところで銃不発とか、国家権力的なのは役立たずで、結局最後はその道のプロが〆るとか、まるで映画を見ているような感じで話が進んでいく。ホラー映画はフィクションだが、現実ってやつも案外こんなもんかもしれないね。

それにしても羆っていうのはすごい生き物ではある。北海道出身の人に聞いたのだが、本州のツキノワグマのとは全くモノが違うらしい。ツキノワグマと同じイメージでいるとえらいことになるようだ。

実際、私が北海道の山間地へ出張に行ったとき、現場の人から、「この辺の山、羆出るから、中には入らない方がいいよ~。」と軽く言われたのだが、こういうことだったのかと改めて認識しました(笑)。

北海道開拓民の当時の様子とか、羆のすごさを知りたい方はぜひ←

追:
冒頭、アブとかブユが多くて開拓をあきらめた・・・って話が出てきますが、私が出張で行ったとこもウシアブがやったらめったら多くてびっくりしました。ウシアブは高温のものにひかれるからか、車にたかるたかる。

こんなところを開拓して農地を作った開拓民の人々って、ほんとすごいなと思います。

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