ふかみ

フラウ・ファウスト 3巻(著;ヤマザキ コレ)、読了。

「まほ嫁」の作者さんによる、また別の作品、というのは依然ご紹介した通り。

前半は前巻の続き。ここは少々ありきたり。

後半は新たな展開で、まさに古い友人の「人形師」とのお話し。
ここはちょっと異類婚風な感じも漂わせつつ、この人形師との関係がなかなか面白く描かれていて個人的には○。
ただ、まほ嫁と被ってるなぁという気がしなくもない。

この作者さんの持ち味は、一般的ではないもの(モノ)と個人の関係性を深く描かれるところだと思うのですが、反面、一般的な善悪とか生死感の部分はちょっと浅めなのかもしれません。

個人的には、一般的とされていること、あるいは常識と思われていることを、さらに掘り下げて別の角度から見てみる、裏側から描き出すようになると、一般的ではないもの(モノ)との関係性についても、また別のより深みを増した描き方ができるんじゃないかと思います。

小難しいことを書きましたが、「まほ嫁」があった上での本作なので、「まほ嫁」との共通部分が見えてしまうと、本作ならではの味わいが減ってしまうような気がしたので。

「まほ嫁はまほ嫁」、「ファウストはファウスト」で、まったく違った味わいの作品になっていけばなぁと思います。

そのへんは、今後に期待ということで。

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2016-07-23(Sat)
 

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