個人の好みと世の中の決まり

先日、IPPOの話を書いたので、ちょこっと靴にまつわるお話なんかを。
新人さんとかで革靴を履き始めるようになった人への蘊蓄みたいな(笑)

○ホテルマンは客の靴を見る。
ホテルマンは客の靴を見て、どういった客か判断するという。だから、靴は高い物を買っとけ・・・云々ってな話を聞きますが、個人的にはこれはどっかの業者の宣伝かなぁと。

ぶっちゃけ、靴を見て、そのブランドや良し悪しがぱっとわかる人はそうそういません(ホテルマンは靴屋じゃないし)。

ホテルマンが見ているのは靴の高級さではなく、その靴がきちんと手入れされているかどうか。

着ているものがいくら上等でも、靴の手入れにまで気が回っていないようだと・・・ってことのようです。
あと、靴はTPOに合わせたドレスコード的なものが決まっているので、靴の種類を見れば、どういった用向きの客かわかるからかもしれません。

逆に、TPOに合わせて靴を選ぶことは大切です。

○外人(欧米?)は靴にこだわる
私が仕事関係でお会いする方を見ている限り、そこは人それぞれな感じが(笑)

外国の方と言えどみんながみんな、ビシッと手入れが行き届いたすんごい靴を履いてるわけではないですね。


○マッケイ
日本ではとにもかくにも「グッドイヤーウエルトが!」って感じですが、IPPOにも出てきたように、マッケイにはマッケイの良さがあると思います。同様にセメントも。

重厚感があってフォーマルに合う、という点でいえば、(グッドイヤー)ウエルトが一番合致しやすいのは間違いないのですが、マッケイやセメントがそれに合致しないかと言えば、必ずしもそうではない。

それよりもむしろ、丈夫で長持ち、手入れをしながら革の経年変化を楽しめるってところが、(グッドイヤー)ウエルト製法の一番の魅力のように思えます。マッケイはまだしも、セメントは使い捨てだからなぁ。

逆にいうと、IPPOにも出てきたように、マッケイらしいしゅっとしたデザイン性の高い靴を、手入れしながらもそのまま履きつぶすって方が、ある意味贅沢で洒落乙なのかもしれません。


○ガラス靴
シンデレラではなく(笑)、ガラス革で作られた靴のこと。
ガラス革とは、銀面を削って樹脂コーティングした革のこと。銀面を削って均質化しているので、革として歩留まりがよく比較的安価。

ただ、表面を樹脂コーティングしてあるので、靴クリームがあんまり入らず、経年変化もない(というよりは劣化する方)ので革好きの人には嫌われる傾向にあります。

けれど、個人的に、ガラス革は日本向きな革だなと思います。理由は雨に強いから。樹脂コーティングのおかげで撥水性が高く、汚れも付きづらい。雨にぬれてもさっとふいてやるだけで十分。メンテナンスも楽。実際、ここのところ雨が多かったので、ガラス靴が大活躍でした。

加えて、樹脂の光沢があるため、ぱっと見、よく磨きこんだ靴に見える。そのため、周りの人からの評価は意外と高い。「よく、磨いてるね~。」みたいな。実際は、↑に書いてあるように布で拭いてる程度ですが(笑)

てなわけで、値段が比較的安く、革好きの人からは低く見られがちなガラス靴ですが、案外と捨てたもんじゃない、むしろうまく履けば非常に使い勝手のいい靴ではないかと思います。

てな感じでゴソゴソ書きましたが、

革靴に慣れていない人は、まずはガラス革のマッケイとかセメント製法の靴から入ってみるのもあり。

というか、ガラス靴は持っておくと何かと便利。

逆に、手入れしながら長く履くんだ!って向きには、やっぱりウエルト製法がおすすめ。

ただし、どんな靴でも手入れすることが前提。というか、革靴は手入れしてなんぼ。

てなところで。

革靴履いてる人には当たり前のことかと思いますが、まだこれからって人はご参考までに。

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2016-04-30(Sat)
 

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本、漫画、ゲーム、爬虫類、植物とか趣味多め。
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