オタクのおっさんの戯言

なぜか魅かれる

IPPO 1~4巻(著;えすとえむ)、読了

たまたま入った大型書店に平積みになっているのを見つけ、試読版を読んだら面白そうだったので読んでみた。

内容は若い靴職人と彼が作る革靴の話。
男性用革靴の漫画とは珍しい。おっさん好物のうんちくなんかを織り交ぜながら、物作りというか職人の精神みたいなのが描かれていてかなりなツボ。

若干、男性用革靴の知識があった方が理解できるかと思いますが、全体的な雰囲気やストーリーは、まったくノー知識でも十分楽しめるかと思います。

しかし、私も革靴はそれなりに好きだが、革靴の魅力ってなんなんだろうね。なんかよくわからんが好きってところがある。

特に日本の場合、昔は草履だったわけで、革靴は重いとか窮屈とかで敬遠されるきらいがある。それでも、ある一定数の革靴好きがいるんだから不思議なもんである。

重厚感がある革製品。日常的に自分の体を支えるもの。フォーマルな服飾の中で、ほとんど唯一自分で手入れをする必要がある。
そういったところが魅力になっているのかね?雨の多い日本では、必ずしも革靴があっているとは思わないのですが。

さて、そんな革靴、新入社員の多いこの時期なのでちょいと書いとくと、

革靴はいいものを買っといた方がいいよ

これはよく言われることですが、本当にそう思います。

それはなぜかというと、本来的には、靴の形によってフォーマル度が決まっているので、靴を見ればその人の立ち位置がわかるから。

あと、着るものはサイズが多少合わなくても肩がこるか、大きすぎて・・・ぐらいなもんですが、サイズの合わない靴は足を痛めるからです(実際、私は小さい頃の靴の影響で右足が外反母趾気味(;;))

学生のときはあまり革靴を履いていないと思いますので、いきなり高価な革靴を買う必要はなく、むしろ、自分のサイズ感とか把握するために、まずは安めのマッケイ製法とかセメント製法の靴から入るのもありだと思います。そこから、よくお勧めされるグッドイヤーウェルト製法の靴にするとかね。

そんな革靴のあれやこれやを漫画で読みたい方、あるいは革靴が好きな方には、おすすめの一冊かと思います。

kawagutu160410


追:
あと、本作を読んでいて思ったのは、

○不思議な味のある画
線が漫画っぽくないのかな?どちらかというと、デッサン画を漫画的にしたというか。
画を描いている人は、題材からしてそうですが、デザインとかやっていた人なのかも・・・と思ってみたり。内容も、それらしい感じを受けるところがあるしね。

ただ、個人的に、靴漫画なのに、靴の画があまり魅力的ではないのはちょっと残念なところ。

○4巻の関西弁が完璧
4巻で登場する主人公のライバル格なキャラが、関西(京都)の人という設定。このキャラの台詞が

ひっじょーに関西弁(やや京都風)

これほど完成度が高い関西弁の漫画(台詞)読んだの久しぶりだわ(@@
関西らしい掛け合いも完璧。
これから類推するに、作者の人は関西の人かも・・・と思ってみたり。

そんなことを考えながら読むのも楽しい漫画です♪



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本、漫画、ゲーム、爬虫類、植物とか趣味多め。
だって、オタクだもの。

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