深いな、深い

史群アル仙作品集 今日の漫画 1(著;史群アル仙)、読了。

久しぶりに、はっと胸をつかれる作品を読みました。
手塚治虫風というか吾妻ひでお風というか、二世代前ぐらいの、どこか懐かしさを感じさせる絵柄に独特の温かみを感じます。
最近だと、うつヌケなんかもそうですね。

そして、そんな絵柄で描かれる内容は、ありがちな出だしでありながら、その落ちにはっとさせられます。
そうか、それもあったかと、新たな面を気付かせてくれます。

ツイッター上でもいくつかの作品が読めるので、興味ある方はぜひ。

史群アル仙

追:
ただし、↑の作品集は、右ページがイラスト、左ページが漫画になっており。漫画の本数としては、ページ数の半分になっています(笑)
右ページのイラストにも深いものがあるのですが、漫画が読みたいという向きには、少々物足りないかもしれません。
その場合は、↑のツイッターで読むのが良さげ。

追:
本作には擬人化された動物が多数出てきます。
手塚治虫さんの作品にもこのようなキャラクターがいますが(例;鳥人体系)、本作を読んで、擬人化された動物というものの意味を、あらためて気づかされたような気がします。

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2017-08-06(Sun)
 

それが・・・

ドロヘドロ 22巻(著;林田球)、読了。

21巻を読んだとき、「あーついに次巻で終わるかなぁ。」と思っていたら、

22巻でも終わりませんでした

以前にも書きましたが、独特の世界観が素晴らしいものの、やっぱりちょっと引っ張りすぎてるなぁ、というのが正直なところ。

あげく、当初掲載;IKKI休刊 → ヒバナに移行、そしてヒバナも本年9月に休刊予定と、引っ張ったマイナー漫画のよくあるパターンにまんまはまってるような気がします。そのまま立ち消えにならず、完結はしそうなのが救いですが。

本巻も、これはこれでまとまってるし、伏線も回収整理されてるしでいいんですが、なんというか、「そのまんまラストに向かってるな。」感がなぁ。

独特の世界観に合うよう、スッパーンと一気にラストまでかたをつけた方が良作に仕上がったのではないかと思います。休刊があったりと、いろいろと大人の事情があったんでしょうが。

とりま、ここまで来たからには、しっかり最後まで見届けたいと思います。

それが、ドロヘドロ!




2017-07-29(Sat)
 

深い・・・

あなたの人生の物語(著;テッド・チャン)、読了。

映画「メッセージ」(未見)の原作;あなたの人生の物語、を含む短編集。

気鋭のSF作家と言われるテッド・チャン。読んでみたいなぁと思いつつ、ようやっと読めました(笑)

短編ですが、独特の深さというか難しさがあります。

以前あげた、難解と言われるグレッグ・イーガンなんかは、専門用語というか術語の難解さが大きな部分をしめ、ぶっちゃけいうと、まあ、その部分は感覚的なもんでざざっと流してもよいのですが、本作は東洋的な仕様に裏打ちされたように思われる、ある種哲学的な難しさがあります。

ゼロで割る、あなたの人生の物語は読み直してやっと理解、みたいな。

ただ、この東洋哲学的な深さがたまらなく素晴らしい。西洋的な「今の科学の延長線上」みたいなSFとは一線を画します。
個人的には、地獄とは神の不在なり、が一等お気に入りですが(次点でゼロで割る)、西洋的な感覚では書けなかった作品だと思います。

SFというものの懐の広さを見せてくれた本作品。
おすすめですb

2017-06-25(Sun)
 

おや?

フラウ・ファウスト 4巻(著;ヤマザキ コレ)、読了。

まほ嫁のヤマザキさんの別作品。

まほ嫁とはまったく別の世界設定でありながら、どこか奥のところでつながっているのが、同じ作者の作品であることを感じさせます。

これはこれで魅力的な世界観で、ラストはどうなるのかなぁ・・・と思いながら読んでいたわけですが、巻末を見ると、2018年春ごろに最終巻の予定とのこと。

なんか、あっさり終わるな。

残り1巻でまとめられるとは思いますが、そうだとすると、果たしてこの作品では何が言いたかったのかな?、と。
魅力的な登場人物が多いだけに、もうちょっと他のキャラも動き回って欲しかったですし。

なんにしろ、残り1巻をよんでから本作の感想は書いてみたいなと思います。
来年の春になりますが(笑)


2017-06-11(Sun)
 

ちょっと驚き

タミヤ社長の田宮昌行氏が死去

ご冥福をお祈りして合掌(-人-)

実はつい先日、ホントたまたま以下の本を本屋で見つけて読んだところだったので、ちょっと驚きました(以前書いたように、タミヤのシャーマンイージー8を作ったとこでしたし)。

伝説のプラモ屋-田宮模型をつくった人々田宮模型の仕事(両方とも、著;田宮俊作;現 タミヤ会長)

外国の方に良く知られている日本メーカーのトレードマークに、タミヤのツインスターがあります。これのTシャツを着た外人さんを見かけることもあったり。

国内では、私のようなおっさん世代はスケールモデル、もう少し若い世代ならミニ四駆で有名でしょうか。

いずれにしろ、世界的に名前を知られている日本メーカーの一つだと思います。

↑の本には、田宮模型がそうなるに至った経緯が書かれています。

個人的に、非常に感銘を受けたのは、かなり早い段階から海外進出をしていたこと。

一部電機メーカーなんかは、国内マーケットに注力していたせいで、結果的に「ガラパゴス化」してしまって海外進出が遅れ、惨憺たる現状になっているのと比べると、極めて対照的だと思います。

日本の高品質な製品を、海外展開する。

今となっては当たり前のように言われていることですが、それを数十年前から、大変な苦労をしながらも、情熱をもって着実に行ってきた田宮模型という会社はすごいもんだなと思います(それでいて、非上場)。

某家電メーカーなんかは、ちょっと爪のあかでも煎じて・・・と思ってみたりw

現在は、日本国内に限らず、海外でもプラモデルはキャラクターモデルが主流ではありますが、この田宮模型なくして今のプラモデルはないのではないかと思います。

プラモデルの礎を築いた田宮模型という会社がどういう会社なのか知りたい方、あるいは「ものづくり」というものに興味がある方には、ぜひ読んでいただきたい本です。


追:
ちなみに、海外Amazonのサイトを見ると、ホビー関連の人気動向がわかります。

アメリカAmazon(Model Kits)
ガンプラつえー

イギリスAmazon(Model Building Kits)
プラモ文化があんましなさげ。
それでも、タミヤのチーフテンなんかは高評価。

ドイツAmazon
めっちゃハンドスピーナーw タミヤはミニ四駆。
さすがに、戦争ものは微妙なお国柄か。


2017-05-13(Sat)
 
プロフィール

ぺん

Author:ぺん
管理人:ぺん

年齢:いい年こいたおっさん
本、漫画、ゲーム、爬虫類、植物とか趣味多め。
だって、オタクだもの。

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