オタクのおっさんの戯言
繰り返される物語
2017年10月09日 (月) | 編集 |
君の膵臓をたべたい(著;住野よる)、読了。

書店で初めてこの本を見た時、「なんだこれは?!」と思ったのが最初の感想。
題名でひくというのは基本ではあるが、ここまでインパクトがある題名も珍しい。

そして次に思ったのが、「まさか出落ちでは・・・」。
題名や帯に騙されて手を出した作品は幾知れずなもので(笑)

と、ずーっと気になっていた本作、単行本版が出たので読んでみました。

人気本トップランク入りするのも、なるほどとうなずける内容。

時は夏。ボーイ ミーツ ガール。恋愛一歩手前。そして大切な人の早すぎる死。
何度も繰り返し用いられているモチーフですが、それを「今」という味付けできれいに描き切っています。

以前書いた英雄譚なんかもそうですが、たとえ時代は変わっても、普遍的に受け入れられる、好まれる物語というものが確かにあって、本作もそういったものだと思いますが、そこで重要になってくるのが「時代観」だと思います。
本作はその時代観の描き方が良いなと。むしろおっさんなんかは、「あー、今の感覚ってこうなんだ。」と教えられたり(笑)

いずれにしろ、まったくもって出落ちでも何でもなく、むしろ題名が深い意味を持つ良作だと思います。

追:
この手の話を読むとこれを思い出すんだよなぁ。

 映画冒頭の主人公の背中と、このスランシス・レイの名曲。

私的に、セカチュー(全くの未見ですが)の時には、死ぬのは女性の方で、原因は白血病かよ・・・と、若干、「やれやれ」感があったのは否めません(苦笑)



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そーゆー展開かー
2017年10月01日 (日) | 編集 |
Spotted Flower 3巻(著;木尾士目)、読了。

奥さんが無事出産。子供の名前が・・・なので、げんしけんの後、って話ではないという位置づけを確定。
あくまでも、げんしけんのキャラ設定を使った別物語ということなんでしょう。

で、奥さんが子供産んだ後の、班目的旦那さんですが、いやー、久々に木尾さんの闇展開を読みました(笑)。
4年生とか5年生の時のようなドス黒さ。これが本来の持ち味だったんだよなぁ、と改めて。こういうの書かせたらさすがだなと。
逆に、げんしけん2代目で足りなかったのはこれだったんじゃなかろうか。

と、まあ、これはこれなんですが、本巻の後半部分は班目的夫婦の話から、別の方へと展開。
なんか最初の頃と話が違う(笑)。

ここから先がどうなって、どうまとめていくのか。
最初の頃のドス黒さを取り戻した木尾さんに期待。


やっぱうまいな
2017年09月23日 (土) | 編集 |
放課後さいころ倶楽部 10巻(著;中道 裕大)、読了。

いつの間にやら早10巻。
ですが、ボドゲを絡めたストーリーテリングの面白さと安定感は変わらず。
ボドゲとネタが良く続くなぁとちょっと感心。

特に最近の巻は、新1年生を主軸にして新たな展開を見せているので、10巻経っても話がだれていません。
それに加えて、新一年生二人の初恋というか恋愛話なんかもうまく取り入れて、話にふくらみが出ています。

ボドゲ好きの方にも、そうでない方にもお勧めできる良作だと思いますb

しかし、これ読んでるとボドゲがやりたくなるんだよなぁ(笑)

ヒナの巣立ち
2017年09月10日 (日) | 編集 |
魔法使いの嫁 8巻(著;ヤマザキ コレ)、読了。

あれ?前巻ってどんなだっけ? 年取って物忘れがひどくなってきたか・・・orz
と思っていたら、前巻発売が引っ越し直前で、買ってほとんど読まずにそのまま引っ越し荷物にほり込んでいたのを思い出しました。
記憶力が落ちているという意味ではあっている(笑)

さて、本巻はチセが自分の力で一歩前へ踏み出す物語。
女性向け漫画にはこの手の話があるのかもしれませんが、私はほとんど読んだことがないのでちょっと新鮮。
「はー、なるほどな。こういうのが描きたかったのか。」と妙に納得。

何にせよ、人が自力で前進していく物語というのは魅力的なものですが、世界設定だけではない、本作の奥の深さを見たような気がします。

続きが楽しみ♪

おや?
2017年08月29日 (火) | 編集 |
ダンジョン飯 5巻(著;九井 諒子)、読了。

前巻で妹さんを救い出して(というか、無理くり復活させて)、めでたしめでたし・・・とはならず、そっから話が続いてきたのがこの5巻。

どんな展開になるんだろう、と思っていたのですが・・・

んー、ちょっとこれまでの展開とは毛色が違うな。

話の転換点とか、幕間的なときにはえてしてこういう展開になるのだけれど、これまでの雰囲気とはちょっと違うので、少々違和感が。

ここから、また元のような流れになるのか、あるいはストーリー重視の方向へ進むのか、次の巻を見てみないとわからんなぁ。
本巻、この作品の一つの分岐点になるところかもしれません。